口腔外科・インプラント治療
口腔外科
口腔外科専門医による安心・安全な治療
親知らずの抜歯、顎関節症の治療(口が大きく開けられない・口を開けると音がする・あごが痛いなど)、睡眠時無呼吸症候群、歯ぎしり(ブラキシズム)の診断および診療などを行います。
親知らずの抜歯
親知らずの抜歯はその深度、向き、歯根の本数、歯根の長さ等により難易度が大きくことなります。そのため、親知らずの抜歯はかなりの熟練を要します。また、抜歯にかかる時間も歯科医師の技術や経験によって異なります。
当院では抜歯の経験が豊富な口腔外科専門医による抜歯を行います。一般歯科では「抜歯できない」と言われた方もまずは一度ご来院ください。
顎関節症の治療
顎関節症とは?
あごの関節の不具合をともなう病気を総称して、顎関節症といいます。下記の症状に当てはまる方は顎関節症の疑いがありますのでお早めにご来院ください。
- 口を開くと痛みがある
- 口が開きにくい
- 食事中などに顎を動かすと異音がする
顎関節症の治療について
顎関節症には様々な症状があり、その症状に合わせてスプリント療法(マウスピース)、薬物療法(消炎鎮痛剤など)などの治療を行います。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群は睡眠障害の一種であり、睡眠時に呼吸が停止するたびに眠りが浅くなるために十分な睡眠をとることができず、重症例では日中の傾眠傾向が顕著になり、社会生活を普通に営むことが難しくなります。また、高血圧症のリスクが増大する等、全身の健康への影響が大きいと言われています。
マウスピースを用いた治療法
治療にはマウスピースを用います。上下の歯の間にはめて下顎が少し前に突き出た位置に固定します。寝る前にはめ、眠っている間だけ使用します。
歯ぎしり(ブラキシズム)
歯ぎしりとは?
歯ぎしりとは、上下の歯をギリギリとすり合わせたり、グッと食いしばったりすることを言い、専門用語では「ブラキシズム」と呼ばれます。
人は誰でも歯ぎしりをすることがありますが、毎晩の歯ぎしりや強い食いしばりは単に眠りの妨げになるぱかりでなく、確実に歯や顎の関節を破壊します。磨耗して歯が割れる、折れる、知覚過敏、歯周病が悪化し歯が抜けるなどの原困となるため、注意が必要です。
歯ぎしりの治療法
歯ぎしりの治療法で最も良く行われるのはマウスピースを使用したスプリント療法です。寝る時にマウスピースを装着することで歯にかかる負担を軽減させることができます。
インプラント治療
インプラント治療とは?
インプラント治療は、顎の骨に人工の歯根を埋入し、そこに人工の歯を装着する治療法です。
手術が必要になりますので、治療時間も長くなり入れ歯等の治療と比較すると、費用も高めになりますが、天然の歯のように違和感なく生活を送ることができます。また機能の回復だけではなく、見た目も天然歯に近く審美性にも優れているため、人前で口元を気にすることなく生活を送ることができます。
歯を抜けたままにすると…
歯をなくしたまま放置すると残っている歯により多くの負担がかかるため、それらの歯の寿命も短くなってしまいます。それだけでなく、抜けた部分の隣の歯が、その場所に倒れてきたり、噛み合わせ相手を失った歯が伸びてくるなどして、噛み合わせに大きな悪影響があります。噛み合わせのバランスが崩れると、頭痛や肩こり、消化不良などの症状が身体全体に起こる可能性があります。
インプラント治療とその他治療(入れ歯、ブリッジ)との違い
歯を失った場合の治療法として、インプラント以外にも「部分入れ歯」と「ブリッジ」という治選択肢があります。
部分入れ歯について
入れ歯の両側の歯に止め金を引っ掛けるため、健康な両側の歯にも大きな負担がかかってしまいます。その結果、周りの歯の寿命を縮めてしまいます。また、口腔内に違和感を感じたり、食べ物の温度を感じにくくなる事もあります。
ブリッジについて
抜けた歯の両隣の歯を削り、支台を形成し、そこに連なった義歯をかぶせます。支台を形成するため健康な歯を削る必要があります。また、両側の歯に大きな負担がかかるため、部分入れ歯と同様に、周りの歯の寿命を縮めてしまいます。
インプラントについて
歯のないところにのみ治療を行うので、他の歯を削る必要はありません。また、周りの歯に負担をかけることもありません。見た目も天然の歯に近く、食べ物の味や感触がよくわかります。
インプラント治療Q&A
Qインプラント手術時に入院の必要はありますか?
Qインプラント手術時に痛みはありますか?
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A局所麻酔をしますので、痛みはありません。ご安心ください。
Q治療はどのくらいの期間がかかるのですか?
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Aインプラントの埋入手術から、一般的には3ヵ月から6ヵ月待ちます。その後、インプラントに支台装置をつけ、数週間待ってから人工の歯を入れます。
Qインプラントに寿命はありますか?
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A治療後の清掃を怠りますと、天然の歯と同様に歯槽膿漏になり抜け落ちることがあります。治療後は特にお口の中の衛生状態に気をつけ、定期的に検診を受けていただくことがインプラントを長持ちさせるために重要となります。インプラントはむし歯にはなりませんが、細菌感染には弱いため、自分の歯以上の丁寧なセルフケアが必要になります。治療後は定期的に来院していただき、メインテナンスを行う必要があります。
自費治療は医療費控除の対象になります
インプラント治療でかかった費用は医療費控除の対象となり、税務署への簡単な確定申告でお金が戻ってきます。インプラント等の治療費を計算する際には、費用負担軽減のためにも、ぜひこのことを念頭においてお考えください。
医療費控除とは、一年間に支払った医療費が10万円以上だった場合 (年収によっては10万円以下でも可)に適用され、医療費が税金の還付、軽減の対象となる制度です。
治療費用
インプラント
メリット
- 隣の歯を削らなくて良い
- 自分の歯のようにしっかり噛める
- 隣の歯に負担をかけない
費用
407,000円 (税込)